災害、特に地震が起こった時、大事なのは、ケガをしないということです。
特に高齢な方がけがをすると、逃げられなくなります。
若ければ無理矢理、体を動かして這ってでも逃げられるかもしれませんが、
残念ながら年を取れば当たり前に体力が衰え、そういう無理ができなくなります。
だから、まずけがをしないことです。
発災時にけがをしないためにはその原因となるようなものを遠ざけることが大事です。
出来れば、自宅の耐震診断を受けて必要であれば補強をしてください。
次に、一日のうち多くの時間を過ごす場所を安全な場所にしましょう。
いつもいる場所とは居間・台所・寝室が多いのですが、ご自身の生活のパターンによって変わってくるので、一度考えてみてください。
そして、主な場所がわかったら、
・大きな家具を他の部屋へ移動させる ・テレビが高い場所にあるならば低い位置に移す ・大きな窓がある場合は、飛散防止シートを貼る ・いつもいる場所に、複数の懐中電灯を設置
すぐに出来ることです。家具の移動などは、ご自身で難しければ是非、たすくへご相談下さい。
Comments