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後始末(ドアクローゼット)

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よくあるのですが、あるお家で依頼をいただくとなぜか2~3件同じ作業が続きます。


もちろん、それぞれ状況は違うのですが、鍵の交換とか草刈とかいわばカテゴリーが


同じなのです。


今回はドアクローザーの交換です。4軒続きました。


その中であまりないご依頼だったのが、お知り合いの方がドアクローザーの交換をしてくれ


たけどブラケット(扉側ではなく枠にアームを接続する三角形の金具です。)を取り付ける


ねじが何度も落ちてしまうので困っているというご依頼です。


お伺いすると確かに、ブラケットを停めている4本のネジのうち1本が抜け落ちています。


原因はすぐわかりました。


ドアクローザーって油圧でドアを閉めるのですが、結構な力です、当然、それを支えている


ブラケットにもかなりの力が掛かります。


ですので、ブラケットは正しく取り付けないとネジに負担が掛かって動いてしまい、最終的


には抜け落ちてしまう、というものでした。


正しくないというのは、交換するときに全く同じドアクローザーならばよかったのですが、


ブラケットを止めるねじの大きさが違います。枠が木製なら先のとがった木ねじをつかえば


よいのですが、スチール製だったので小さな穴に付属の太いネジを無理矢理ねじ込んで、見


た目だけ止まっているようになっていました。実際には止まってないので扉を開閉して力が


掛かるたびに、「バキッ!」というような大きな異音がします。


修正作業は難しいものではありません、もう一段太いネジを使えるように下穴をドリルで


開けてそこへタップでねじ山を切ればいいのです。


しかし、私も事前には枠は木製とお聞きしていたので道具がありません、お気の毒なので


タップなどを用意して再度、お伺いすることを約束してその日は帰りました。


その後、すぐに時間の都合をつけてお伺いし、しっかりと取り付け、異音もなくなり、喜ん


でいただきました。


しかし、自分でやろう(今回は知り合いの方でしたが)というのは良いことだと思います。


やってみてうまくいかなかったら便利屋に頼もう、ということで大丈夫ですよ。




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