先日、これから入居されるというお家でウッドカーペット敷設の作業をさせていただきました。
居室は三間ありますがすべて畳敷きです、もちろん畳は新しくなっているのですが、お客様は洋式の生活がお好みなのでしょう、三間ともウッドカーペットを敷きたいというご依頼です。
何度か電話で打ち合わせをさせていただき、カーペットの下に敷く防カビなどの効果があるクラフト紙をお勧めしました。
畳の上にウッドカーペットというのは多くなってきましたが、気を付けなければならないのはこの防カビ・防ダニです、最初に手当てしておかないと、原状復帰が大変なことになりますし、何より毎日生活する場所でカーペット一枚下がカビやダニの温床となったら、ゾッとします。
ところで、そのクラフト紙は「効果は永久的」とあります、たいしたものです。
作業自体はいつも通り、決めた順序通り進めていけば大丈夫です。
下が畳なので直接両面テープを着けると後々、畳の目に粘着成分が入り込んでしまいそうなので、ちょっと一工夫、きれいにはがせる養生テープを先に貼ってその上に両面テープという形にしました。敷いた後にはベッドやタンスなどの重量がある家具も置くので思った以上にテープの粘着が畳に押さえつけられるのでそれを考慮しないと後でお客様が大変です。
ただ、重い。ウッドカーペットは重いのです。広げるまでは筒状に巻いてあるので持ちやすいのですが、やっぱり重い。
それに、部屋いっぱいの長さなので下手に扱えば、畳や壁を傷つけてしまうし、取り回しにも気を使います。
作業はイメージが大事です、だから前もってできる限りはっきりしたイメージを創ります。材料の梱包を開けるところから中身をどこへ出して、梱包材はどうしておくのかなど手順を一つ一つ決めておきます。
もちろん、その通りに出来ない時にすぐに切り替えることも重要です。
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